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  • 執筆者の写真hypnoeriko

【日常】バレンタインデーに想うこと

更新日:2022年5月14日

2月14日はバレンタインデーですね。


毎年この日には家族や親しい人達にチョコレートを贈ります。

小学生の頃は放課後にドキドキしながらチョコレートを渡してましたっけ。

小学校の近くに小さな神社があって、そこに来てもらうように友達から片思いの相手に伝えてもらってました。

で、わたしは友達のお目当ての男子に伝言するという協力体制。

いつの時代も友達とは協力し合ってたんだなぁ。。。(*^^*)

いざ渡す際に「好きです」なんて直接は言いませんでしたが、当時のわたしはチョコレートを渡すので精一杯だったのか、渡すという行為を楽しんでいたのか?

今思うと、どちらの心持ちもあったような気がします。


ドキドキしながらチョコレートを渡していた記憶は独身時代まで(あたり前か(^^;)、

今はドキドキはありません。笑

でも、毎年贈る相手がいることで気持ちもどこか華やぎます。

それにいろんなチョコレートやチョコベースのスイーツ巡りができて、それもまた楽しい時間なんです。











バレンタインデーの由来、なんとなく知っているような知らないような認識でしたが、今朝あらためて歴史や経緯を調べてみました。

そもそもバレンタインデーは、西暦269年2月14日に処刑された司祭のヴァレンティヌス(ヴァレンタイン)を祭る日なのだそうです。

その歴史自体はとても古いんですね。


西暦3世紀頃のローマ帝国皇帝が若者達の結婚を禁止しました。

戦争に行く若い兵士達の士気を下げたくない、

迷いや躊躇なく戦場に向かわせたいというのが結婚を禁止した理由でした。

恋人達は当然 嘆き悲しみます。


それを受けて密かに結婚式を執り行ったのがキリスト教の司祭、ヴァレンティヌスでした。

そのことはやがて皇帝の耳にも入り、怒った皇帝はヴァレンティヌスに二度とそのようなことをしないように命令します。が、ヴァレンティヌスはそれに従わなかったため捕えられ、処刑されてしまいました。

彼の処刑日に選ばれたのが、2月14日でした。

以降、毎年2月14日はヴァレンティヌスが処刑された日(命日)として国民でお祈りをするようになったのだそうです。


戦場に向かう兵士の士気を下げないようにと結婚を禁じた皇帝、

戦場に向かう前に結婚式を執り行った司祭、

兵士の気持ちを前向きにさせていたのはどちらだと思いますか?


皇帝は、若い兵士達は家族や家庭を持つことで戦争に行きたくなくなるんじゃないか?とそちらを危惧したんでしょうね。

そして戦うからには負けるわけにはいかない。

一方で司祭は、若い兵士達が家族や家庭を持つことで必ず帰ってこようとする意欲、生きる希望みたいなものを持ってほしかったのかなと思います。

少なくとも戦場に行かせないために結婚式を執り行ったわけではなかったのでしょう。

戦場に行ったとしても自尊感情や自分の命、そして愛する人を大切にしてほしかったのだと思います。


皇帝とヴァレンティヌス司祭の立ち位置は、まさに怖れと愛の2極ですね。

誰もが恐怖で心が縮こまるより、愛の想いが広がっていくほうがずっとずっと心地よいはずです。

果たして当時のローマ皇帝は、彼の人生においてその違いがどれだけ大きいのかを知る機会はあったのでしょうか・・・。


ヴァレンティヌス司祭の愛の広さ、深さ、潔さを今日あらためてしっかり認識して今までの2月14日とは少し違う印象にもなりました。


そして現在 欧米では恋人や大切な家族、友人に贈り物をする日とされています。

日本のバレンタインデーではチョコレートを贈るのが習慣になっていますが、海外ではチョコレートは選択肢のうちの1つで、カードや花束やチョコ以外のお菓子等いろんな贈り物が選択肢になります。


愛にもいろいろありますね。

恋人やパートナーへの想い、家族への愛、友人への親愛の心、仲間への信頼の気持ち等々、愛には様々なカタチがあります。

だから欧米流のバレンタインデー、わたしは好きです。


あなたはどんな愛を、誰に、伝えたいですか?

バレンタインデーは相手もあなた自身も愛に包まれる、そんな日になるといいですね。











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