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  • 執筆者の写真hypnoeriko

【日常】夜明けの声

珍しく、明け方に目が覚めた日のことです。

湿度が高く、寝苦しい夜を越えてのその時間だったので暑くて目覚めてしまったんだろうかとぼんやり考えながら、また目を閉じてみました。


始めは意識的に目を閉じていたもんだから、いろんな思考がぐるぐる巡ってきました。

こんな風に変な時間に目が覚めると、たいていはその時にあれこれ考えていたり気になっていること(まあなんてことなかったり、時には”思い詰め重量級”だったりするが、そんなこと)が頭をよぎってしまいがちです。

この日も、それは軽量級だったけど 内省していたことが思い出されてアタマの中に入ってきて、そうなると思考が勝ってしまい、なかなか寝付くのが難かしかったんです。


あーだの、うーだのと声には出さないけれど、アタマの中に浮かぶ言葉や記憶、思考と向き合う時間帯。

ただ、良くも悪くもわたしはその作業に集中が続かないので、思考はだんだんぼんやりしていく、それもほぼ毎度のことで。


その、ぼんやりしていた時に夢かもしれないようなイメージが浮かびました。

10代後半ぐらいの少年、、、。

以前にも会ったことがあるこの存在は、今回、祭りでよく見かける法被(はっぴ)姿のいでたちでした。


細い身体に真っ白の法被と黒の股引きを身につけ、すっかり慣れた風だが大人の物腰や振る舞いをまねて気張っているようにも見える。

若い、繊細なエネルギーを放ち、凜として立っている。

その彼の近くには父親と思われる、がっしりしたシルエットも現われます。

あー、この子は祭りの季節になるとお父さんと神輿をかついできたんだなぁと、思ったこともはっきり覚えています。


なんともほほえましい場面でした。


これは夢なんだろうなぁ・・・と思ったか思わないか、寝入ったのかも曖昧な辺りで、はっきりと聞こえた言葉が。


「あきらめるな...」


決して強くないし、語気も荒くない、どちらかというと穏やかな響きで男性の声か女性の声かもわかりません。

はっきりとその言葉を聞き、わたしはしっかりと目覚めました。

周りはすっかり朝モード(寝坊・・・)。

しっかり、、、すっかり、、、。


あれは夢だったんだろうか?

あの言葉、誰だったんだろう?


いろいろと思いだそうとしてもそもそも根拠が曖昧なので答え合わせが難しいです。

ただ、あの言葉がどこかからやってきて、内省しつつ探している方向性というのか、これからの心持ちへのエールをくれていたのだとしたら、もはや根拠は曖昧ではなく 信じて受けとめようかなと思いました。












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