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【心理】”ストローク”が大事なワケ

更新日:5月18日

水泳のひとかきのこと、ゴルフ等で球を打つことを、「ストローク」と言います。

交流分析を勉強するまではわたしの中で、ストローク=スポーツのイメージが断然ありました。


ストロークとは本来「撫でる」「さする」「一打」「一撃」という意味です。

心理学では「自己や他者の存在を認める働きかけ」と定義づけされています。 他人からや自分から自分への言葉や態度、表情などの働きかけが、ストロークと呼ばれているものです。 そして交流分析でもよく使われます。

例えば近所の人とすれ違う時に、

「おはようございます」

「こんにちは」

「こんばんは」

といったあいさつを互いに交わす場面、よくありますよね。


あいさつを交わす際は言葉の声かけと、目線や顔の表情もついてきます。

時には手を振ったり、なんていう行為もあるかもしれません。

今挙げたような行為(刺激)を相手に送ったり働きかけること、これが「ストローク」です。










お母さんが赤ちゃんを抱っこしたり撫でたりしたら、そこにはストロークがあります。

お店に入ったら店員さんが「いらっしゃいませ」と、笑顔で近づいてくる。そこで店員さんに笑顔で言葉を交わす・・・ここに相互のストロークがあります。

会議や講義をうなづきながら聞いている・・・これもストロークですね。


ストロークとは、

対人関係の基本となる「相手の存在を認める働きかけ」です。


挨拶して言葉が返ってきたり微笑みを返してもらえると嬉しいと思うし、お母さんに抱っこされた赤ちゃんも嬉しさで心が満たされます。自分の話を相手がうなづきながら聞いてくれたらもっともっと話したくなりますね。肯定的な気持ちが高まったり自尊感情が満たされます。


わたし達は生きていく上で自然に刺激を必要としています。

その刺激も身体的な刺激、精神的な刺激、その両方が必要です。


ストロークは”心の栄養”とも言えます。

そうやって考えると、日常にはいろいろなストロークが溢れてますね。

あいさつ、手を振ったり、笑顔で目を合わせるだけでも ”あなたの存在を認めていますよ”というサインになります。

ハグも、もちろん!


ところでこのストローク、ポジティブなものばかりではないんです。

先に挙げたような笑顔返しや手を振る行為、抱っこ等はどちらかというと心地よいもの、プラスのストロークです。

人間は無視されたりしてストロークをもらえないとストローク不足になってしまいます。

そうすると、例えば母親や父親と触れあいの少ない子どもは、わざと叱られるようなことをすることがあります。

叱られるようなストロークのことをマイナスのストロークと言いますが、マイナスのストロークであっても全くストロークがない状態よりはいいので、無意識的にそれを求めるようになってしまうと言われています。

こういったストロークは心の栄養にはならないけれど ないよりはマシってことなのです。

そしてマイナスのストロークよりもっと悪いのは、”無視”や”無関心”ということになります・・・。


気持ちよく日々を生きていくためには肯定的なストロークって大切です。

それを受けとると自分からもまたプラスのストロークが出て相互に良い影響が出てくるし、相乗効果は更に広がるでしょう。

このストローク、別に大げさなことをする必要はありません。

妙なハイテンションに持っていく必要もないんですよ。笑

例えばあいさつや優しい目くばせ、笑顔、うなづき・・・ささやかだけれどこういった働きかけや行為から、 ”あなたという存在を認めていますよ” の意思表示は伝わります。


そしてプラスのストロークを得るには自分から働きかけることがとても大事です。

それは「自分で始めの一歩が出せるんだ」ということ、

ストロークを待つのではなく ”自分から始められる” ということなんです。












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