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【心理】禁止令 - 生存に関する禁止令 -

更新日:11月12日

このところ急に、ほんとに急に気温が下がり”夏は終わってもはや秋なのだ”とつくづく感じています。

特に朝晩が冷えるので、外出時の服装にかなり戸惑いますね。

風邪には気をつけたいものです。風邪自体がどうこうというよりはコロナとの判別が面倒という、そこが一番大きいわけなんですが とにかく風邪をひくことなく過ごしたいですね。


さて、ブログではあとさきになってしまいましたが、時系列でいうと交流分析にある禁止令のグループで最初に学んだのが、【生存に関わる禁止令】でした。

禁止令の中でその人の生きづらさの度合いに対して負荷が最も大きいのはこの【生存に関わる禁止令】だと思います。だって、その人の生き死にに関わることですから、この禁止令を強く持っているとなかなかしんどい心持ちがあります。

なので、もしヒプノセラピーの面談でクライアントさんが生存に関わる禁止令を持っていると判断した場合はまずそこを優先に向き合っていけるよう提案させていただきます。


【生存に関わる禁止令】は以下の通りです;

・存在するな

・重要であるな

・健康であるな

・正気であるな

・信頼するな

・触れるな












「存在するな」なんて自分にはないけど?と思う方も多いかもしれませんが”約9割の方が持っているとも言われてます(もちろん程度は様々)。

存在してはいけないんだという概念をどこかに感じているので、行動や振る舞いが無意識的に存在しない(ような)方向へと向いていくことになっていきます。

他覚的にみるとワーカホリック(仕事中毒)、ヘビースモーカー、無謀な運転をするといった行動や、生きることに絶望したような言動も見られる可能性があります。

アルコール依存症も「存在するな」の要素が入っているかもしれません。

摂食障害傾向にあった私はこの禁止令、かなり持っていたと思います。

あのままでいたらどうなっていたんだろう・・・?


「重要であるな」、これも持ち合わせている人は多いと思います。

例えば、小さい頃に話を聞いてほしくてお母さんに話しかけけるが夕方の忙しい時間帯だと「ちょっと待ってて」「あとでね」と言われてあしらわれてしまう、それが常になるとその子は「僕の話は重要じゃないんだな」と感じとり、そこから「僕は重要ではないんだな」と思うようになる、、、これが「重要であるな」を持ち合わせる例としてある1つのストーリーです。

自分は重要ではないという前提で行動しますから、自分の気持ちを抑えがちだったり他者に弱みを見せることが苦手ですが、一方で(だからこそ?)重要であることを示そうとする行為も見られます。人の評価や反応に敏感で、実は自信がないとか本番に弱いといったこともあります。


「健康であるな」は、”自分を大切にするな”とイコールのメッセージです。

この禁止令を持っていると深層意識的には病気になることを願っているとも言えるらしい。

幼少期の頃に元気な時は見向きもしてくれない家族が病気になると振り向いてくれたという経験から、自分に関心を示してほしいという欲求の現れが出ている禁止令といえます。

この禁止令を持っていると、ストレス下にあると病気になるというパターンを繰り返したり、自分の健康を気遣うことに無頓着な傾向の人も多いです。無意識的に病気になる方向にいくということですね。


「信頼するな」は他者を信じてはいけないよというメッセージを持つ禁止令。

これは意地悪で ”人を信じないぞ!”と戦略を立てたわけではなく、自分が傷つかずに済むために信頼しないと決めているということです。

あるいは身近にいる大人の人の影響で人をうたぐるようになっていくケースもあります。

この禁止令があると相手の持つ本質というよりは相手の地位や学歴にこだわりがちな傾向も見られます。

自分の直感よりは目に見える情報から相手を評価したり判断しているということかもしれないですね。



禁止令を自分の中に持ち合わせていくプロセス、できごとや経験は個々によって違うのでその程度も様々です。

生きづらさを感じるほどでなければ、思いあたることがあるな、、、程度でなんとなく理解していただければいいと思います。ただ、行動に制限をかけるような思い込み(信念)があったり、生きづらさに影響しているかもしれないと感じたら、その時はご自身と向き合う良い機会かもしれません。


禁止令とは子ども時代の体験やその時に感じた感情からとり込んだものですが、当時の本人にとっては自分を守るために決断したものです。

今はもう大人になって体も大きくなって心も視野も広がっています。

だからこそゆるゆると手放していきたいですね。













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