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【心理】怖れ/不安の存在を認められた日

更新日:8月3日

現在受講中のトレーニングコースの1つ前、基礎講座では毎回希望者に対して1対1でワークをしてくださいます。

デモセッション形式で感情を処理(消化)するためのワークを、先生がカウンセラーとしてやってくださいますが、カウンセリングの実技としても勉強になる時間です。


先日わたしも基礎講座にお邪魔して受けさせていただきました。

課題やテーマは山のように数々あるわけですけど(^^;、いろいろ考えた末に選んだテーマは、

「人前に出ると緊張してうまく伝えることができない」ということでお願いしました。











まず、「人前に出ると緊張してうまく伝えることができない」状況を簡単にお話して、どうなりたいか?と質問されました。

「人前でも落ち着いて(平常心で)自分の気持ちや伝えたい言葉を話せるようになりたい」というのが私のゴールでした。


そしてワークが始まります。

”緊張してうまく言えない/話せない”という気持ちや感覚にただただ身を置いてみると、浮かんだのは教室でした。

小学校低学年の頃の教室で、授業が終わって下校前のホームルームの時間でした。

その日に言おうと思って前の日に考えていたことがありました。

頭の中の原稿用紙に言葉を敷き詰めて、それを皆の前で言おうと決めていたのです。

それは、いつもからかってくる男子達に「からかうのを止めてほしい」という要望で、そしてその日の教室が浮かんできたのでした。

しかし物事はスムーズにいかず、担任の先生が急な用事でその時間に教室にはいなかったのです。教室はうるさく、子ども達が思い思いに動いたりふざけたりしているので話を静かに聞いてもらえるような環境ではありませんでした。

それでも私は今日言いたい!と決めていたので、手を挙げ、当番さんにあてられたら立って、頭の中の原稿用紙をなぞるように声を出して伝えようとしました。


その場面を思い出したら、なぜだか涙がつぅーっと流れてきました。

この涙は何の涙なんだろう?と思っていたら、先生からの質問が。

「今どんなことを感じているの?」

その時感じていたのは、

「なんで今日に限って先生がいないんだよぉ~!」という嘆き。

先生がいてくれたらもう少し静かなところで、もっと落ち着いて話ができるのに。

聞いてほしい男子達こそふざけてるし、もう聞いちゃいないかもしれない・・・。

そんな言葉が浮かび、ちょっとだけ気持ちを荒らげながらも悲しんでいるような心境もありました。

その状態にただただ身を置いてみると、多分、私の肩に力が入っていたんでしょう、先生は、「大きな深呼吸を何回かしてみましょうか?」と促してくれました。

両肩に力を入れてぐぅっと息を吸い込み、そして脱力しながら息を吐き出す、両肩もストンと落ちる、これを何回か繰り返してみました。

教室の様子を思い出すとまた力が入りそうでした。

その時、

「もしかして、怖い気持ちとかある?」と先生の声がしました。

「はい、怖いです」と答えたら、つぅっと涙が。

そう、わたしはその教室にいて怖かったのです。

誰も聞いてくれていないように思っているその中で、緊張を伴う怖さがありました。


私は怖い、私は怖い、私は怖いんだ、私は怖かったんだ、、、、それを言葉にするたびにさきと同じように深い深呼吸をしました。


怖いねぇ、怖かったんだねぇ、怖いよねぇ、怖くていいんだよ、いいのいいの、そうそう、怖くていいんだって、、、そうやって怖さの存在を自分の中に認めてただ受け入れていくと、両肩の力がすぅっと抜けてすっきりした感覚になりました。


そのあとに、先生に、今はどう?と聞かれた時に、

イメージしていた視界が広がっていくような感覚があり、わたしは過去の、騒々しい教室の中にいるには間違いはないのですが、仲良しの友達がこちらを向いて話を聞いてくれているような感覚を感じたのです。

誰も聞いてくれていないと思っていた世界ではなく、

気にかけて耳を傾けてくれている存在がいる景色を感じました。


「誰も聞いてくれない」恐怖から緊張を感じていた私の過去のできごとは、

少数かもしれないが、ちゃんと聞いてくれているという信頼感、充足感みたいなものが少しずつ湧いてくるような心持ちに変わっていきました。

それは今までなら感じ得ることがなかった感覚です。


最初の一歩ではありますが、この日の公開カウンセリングはここで終了です。。。!















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