• hypnoeriko

【心理】イクメンパパの産後うつ

更新日:2021年7月7日

(昨年のお話ですけど、ちょっとあまりに衝撃的だったのを思い出しあらためて書いてみました)


昨年 流していたテレビのチャンネルがたまたまNHKで、そこでやっていた番組を観て驚いた。

【首都圏ネタドリ情報】で特集をしていたのは、子育てする父親の産後うつのリスクについて、でした。

『最新の研究で、幼い子どもがいる父親の「うつ」のリスクが指摘されている。

子どもが生まれて1年以内に精神面の不調を感じる父親の割合は、母親とほぼ同じ水準の10人に1人、さらに年間約3万世帯の夫婦が同時にうつのリスクがあるという推計も・・・』

とは、番組【首都圏ネタドリ情報】のホームページ冒頭の言葉。


でも、

へぇ・・・!と思う一方で、予想していた勘、あったかも。


この番組を観る数日前には、朝の横断歩道で電動ママチャリに乗って信号待ちしている親子連れ4組が目に入り、そのうち3組がパパとその子供っていう組合わせで、10年ちょっと前の景色とは大違いなことに衝撃を受けたばかり。

その日わたしが目にした瞬間を切りとったとして(n数はもちろん少ないけど)、強引な物言いではありますが(^^;75%の家庭で保育園に送り出すのはパパだということです。


数年前から週末の公園(もはや平日の公園でもそうだけど)でパパと子どもの遊ぶ場面を、それはそれはよく見かけます。

とにかく、世の中イクメンが増えていてびっくりしてましたけど、とはいえ、多くのパパはフルタイムで仕事して、今はコロナ下で出張や残業は少ないにしても、それで週末は公園にいて・・・疲れないのかなぁ?と、素朴に疑問を感じていました。

それが、予感の一端です。


ここにきて産後うつというものが男性にも起きていること、そしてそれが特にイクメン、つまり子育てに関わる度合いが大きい男性ほど発症傾向があることを初めて認識しました。

その分、産後うつの女性の発症率が減っているんだろうか・・・?

どうも、そういうわけでもないみたい。

ということは全体的に産後うつ状態になる率が上がっているということで、これはゆゆしき事態です。女性と同じぐらいに男性の産後うつ発症率が増えていたり、奥さんが発症したあとにご主人が発症するという同時発症のリスクも見られるようで、これを想像すると、なんとも切ない気持ちにもなります。


本当は嬉しくて、可愛い赤ちゃんのはずなのに、育児をがんばろうとすればするほど気力が上がらず、体力が続かず、そんな自分を責めたり、心を許しているがゆえに相手を責めてしまうこともあるかもしれない。


しかも、それって、だぁれも、悪くない。。。(*_*;)














息子が乳幼児の頃は、まだイクメンなんていう言葉すらなく、ママ=育児担当が一般的な感覚で。

保育園にパパが送り迎えをしているのは特殊感がありましたし、もちろん日によってパパがお迎えの家はありましたが、そんなご家庭のパパは、ママ仲間からほめられてましたっけ (´▽`*)。

ちらりほらりパパが主担当のご家庭はあったけど、間違いなく今ほどではなかったな。

ちなみにウチの旦那さんがお迎え担当するのは年に数回 (^^;っていうね、、、、園に送ることは1回ぐらいはあったかどうかだったと思う。


もっともウチの場合、旦那さんは、息子と2人での過ごし方がわからず、そこに工夫もせず、総じて子どもとのコミュニケーションはうまくないタイプ。

それもあって、週末たまに旦那さんに公園に連れてってもらうだけでそりゃ大騒ぎだわ、送り出すほうもありがたいモード前面出しだわで、盛り上げるだけで疲れてたっけ(^^;

まあ そんな父キャラもあり、母が育児主担当になっている感覚は夫婦共通にあったし、それって当時の一般的な感覚だったかも、と思います。


”一般的”って、変わるんだなぁ (^^)


イクメン時代の到来は、わたし達の”一般的な”育児イメージをガラリと覆えした感じ。

厚労省では2010年に【イクメンプロジェクト】を立ち上げ、働く男性が、育児をより積極的に関わったり、育児休業を取得することができるよう、社会の気運を高めることを図っていたようです。


制度や社会環境をまず整える、世の中に広く啓蒙していく等の整備はできつつあるのかもしれませんが、まだ満ちていない部分、足りていないこともあるのかなと思います。

この時代に子育てしていたらウチの旦那さん、相当追い詰められていたかも・・・(^^;


妊娠期間中、子宮の中で胎児は育ち出産までの時間を経ながら、女性は母親になっていくと言われています。ところが男性に関しては、産まれてきた新生児を見て初めて父親になる気持ちを感じて自覚する人って、少なくないと思う。

それって普通だと思います。

親としての行動やマインドのシュミレーションなく、とりあえず生まれてきてから考えよ

うぐらいな感覚って ”あるある” です。


少なくともわたし個人の意見なのでどこまでの重みになるのかわかりませんが、

今を生きるイクメンさん達、よくがんばっていると思います。


またもやウチの話ですが、ウチの旦那さんは仕事人間、プレゼン準備の残業や出張も多く、

どうやったって育児で頼れるスキはないような気が私のほうでしていて、結局 自分が調整していくしかないと腹をくくって在宅業務の道を探り、なるべく自分が疲弊しないカタチを

優先しました。


それでも時々、彼は週末に息子と外遊びに出かけてくれてました。

積極的、頻繁にとはいえなかったけど2人が留守中は1人の時間が確保できたし、週末わたしが外出する際は留守番してくれたけど、あくまでも育児の主担当はわたし。

子育て時期は焦ったり慌てることも多々あったけど今思えば懐かしい。

怒りも時々湧くし、後悔も反省することも多々・・・(^^;

そりゃ、ありますよ(^^) だけど、どれだけやっても不完全要素って出てきたんだろうなと思います。


今ってイクメンが普通な感覚になっていて、お父さんに求められるところや期待される面が多そうで、そんな状況に応えられている場合はそれでよいのですが、

実はじわじわっと、日常の中でキャパ越えしている男性も多いのではないでしょうか。

ウチの旦那さんのように個々のキャラクターもあるかもしれないですしね。


世の中のイクメンイメージや期待通りやれているかが大事なのではなく、

夫婦間の話し合いやコンセンサスがとれているかどうかで考えていいと思います。

とれてないなぁと思ったら、ぜひ、ぶっちゃけて2人で話し合ってほしい。

お互いに不慣れな中で模索する、それでいいんです。


世間一般の期待や要求はほっといて大丈夫、我が家ルールで十分です。

いやむしろ、ユニークで楽しい我が家ルールというものを世の中に広めちゃってほしいぐらい。

仮にイクメンの基本形があるとしても、オリジナルな”育児道”を夫婦で見つけていただきたいです。


そして、お隣のイクメンさんと比べないで大丈夫!です。

イクメンかイクメンじゃないかは外の人間が批評するものではないし、ご主人(あるいは自分)がイクメンかどうかで、幸せ度を測るものでもない。


それよりも、

なによりも、

赤ちゃんにとってのパパやママは目の前のあなた達しかいません。

お子さんがスムーズに生活を過ごせるようにすることが大切ではありますが、気持ちよい育児に大事なことは、無理をしないことだと思います、パパママが、お互いに。

しんどかったら、じーじやばーばを頼っても良いと思います。

あるいは近所のパパ友・ママ友、保育園のオヤ友仲間は、そのうち持ちつ持たれつの強力な

繋がりを築くかもしれません。

そんな彼ら、彼女らとコミュニケーションをとって、たくさん笑ってほしいです。

そうして、家庭内ではどうか自分を追いつめないように、互いに責めないように。

お子さんの笑顔があなた達の元気の源であるように、あなた達の笑顔が、お子さんの栄養や心の繋がりになっていきます。


できることからやってみて、赤ちゃん時間と同じぐらい、ゆるゆるっと、、、から始めても十分間に合います。

赤ちゃんが育つようにパパやママになっていけたらいいですね。


そうして互いに感謝やユーモアも忘れずに。それって、案外大事。


一瞬一瞬が、最初で最後かもしれない成長が見られて、感動を得られるという、とってもありがたーい特等席のような時間を、楽しんでほしいです。





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