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【セラピー】オンラインセッションの利点と対面セッションの良さと
更新日:2022年7月31日
カルペ・ディエムのオンラインセッションはzoomで提供しています。
ZOOMは今やミーティングや講座、ワークショップでも使われ、多くの人が "利用経験あり" だと思います。
(利用経験があるということは通信環境も整っていると想像できます)
ZOOM自体は操作が簡便で、何度か使えば慣れてきますよね。
セッションでは画面越しにお話をすることがメインですから、こちらよりお送りするzoom情報をクリックさえしていただければ大丈夫、あとはセッションが始まるだけ。
ですから仮にZOOM形式が初めての方でも簡単に繋がることができると思います。
オンラインセッションの最大の利点は、
多くの方がzoom対応に慣れているということ。
セラピストにとってそれは大変大きなこと、助かる要素です。
クライアントさんには、
セラピストの選択肢がかなり増える!のは利点ですね。
以前「遠方の有名なセラピストさんのところまでセッションを受けに通っていた」というお話を聞いたことがあります。
一方、近くのセラピストさん限定でセッションを受けている方もいると思います。
それがオンラインセッションになることで、遠方まで通っていた方もエリア限定で受けていた方も、距離にこだわらずセラピストを探すことが可能です。
物理的な距離がなくなりますね。
オンラインセッションをしていると画面にはクライアントさんと、そしてクライアントさんが今いらっしゃる空間が見えます。
(お部屋の詳細が見えてほしくない方はzoomの背景機能を使うことでカバーできますね)
わたしもこちらの空間をお見せしつつセッションをやらせていただいてます。
つまり、お互いに”ホーム”な状態なわけですね (^^)
これはクライアントさんにとってもセラピストにとっても利点になり得るポイントです。

一方で 欠点というのかな、まるでダメですということではないんですが、直にセッションを受けていただくほうがより良いかも、という要素もありそうです。
言葉のやりとりがスムーズなのはやはり目の前でお話を聞けて、言葉を返せることです。← これ、セラピスト目線で書いてます。
ささいなことですが オンライン上の会話にはタイムラグが生じるため、相槌を返す際の「うん、うん」という言葉(音声)が邪魔になり易い(かぶり易い)。
ですからオンラインセッションでは極力不要に音を発しないように意識しています。
できれば、対面セッションのように「うん、うん」「そうかぁ・・・」「なるほど」と言葉を出したいところですが、タイムラグが出てしまうzoomではこの返しによってクライアントさんのお話を中断する可能性や、互いに次の言葉を待ってしまうようなかたまる瞬間が出てきます。細かいところですけどね・・・!
それからクライアントさんはzoomでセッションを受ける際に外からの音声による中断が起こり得ます。
カウンセリング(事前面談)の時点では全く問題ないのですが、例えばセッションに入っている際にインターホンを鳴らす音が鳴ると中断されてしまいます。
あるいはご家族が別の部屋にいらっしゃる状況では何らかの事情でクライアントさんが家族に呼ばれる場合もある。
ただ、これらは事前に調整さえしていただければ問題なくセッションに集中できるかなと思います。
一番の懸念はクライアントさんが集中して潜在意識が優勢な状態(変性意識状態)に入れるか?ということ。
先述したようにお互い”ホームグラウンド”の環境ですが、日常の環境と変わらない分 セラピーを受ける姿勢に集中できるか?というのは懸念として出てきます。
非日常の環境、セラピストとの共有空間があることのほうが優ってくるところではあります。
ただ、マイナスポイントとしてここに書いたことは物理的な要素が大きく、オンラインセッションが無理とか不可能だと断定するものではないと思います。
最後にオンラインセッションを受ける際の望ましいポイントをまとめると;
◎パソコンの通信環境が整っていて中断やフリーズがないこと
◎デバイスはパソコンやパッドが望ましい
◎イヤホン、ヘッドホン等で音声が聞ける状態(姿勢)であること
◎1人でいられる空間と時間の確保
◎リラックスした姿勢が維持できること(柔らかい椅子/クッション等の利用)
そしてこれは個人的な意見ですが、できれば1度は直接セッションを受けたことのあるセラピストから受けるのが良いのではないかなと思います。
直接受けたことがある経験や記憶によってよりセッションに臨み易くなるでしょう。
”あの時のようにリラックスする”・・・というプロセスを想起し易く、あなた自身の向き合い方や集中を助けてくれると思います。
カルペ・ディエムでは初めてオンラインセッションを受けられる方には
1度オンライン面談をさせていただいて(無料)、そこで次回のセッションを予約していただくことも可能です。
柔軟に対応しますのでご相談ください。
個人的には、直接その方と言葉や想いのやりとりができるようになることが一番の願いではありますが、柔らかく使い分けていただくことでお互いに選択肢の幅が広がるのは大いに嬉しいことだなと思っています♬
