• hypnoeriko

【セラピー】『統合』について

最終更新: 6月4日

(※ここで書く統合とは、多重人格の治療の「統合」とは違います)


以前 書いたブログで、「統合」について少しだけ説明させていただいてました。


”「統合」は、心理学用語であり、ヒプノセラピーを学んでいく中でもとてもよく使われ

ます。「統合」は、セッションのゴールへの過程として、大切な手続きです。”

 ↑

こんな風に紹介してました。














ヒプノセラピー講座の実習(実際に受講生同士でセラピーをし合う時間)では、まず、セラピーの流れをつかみ実際に行う手順を確認するために、テキストを読んだり講師の説明を聞いて全体を理解していきます。


「統合」という言葉はそれまでの講座の中でしょっちゅう出ていて、頻出ワードになります。


セッションでの「統合」の出番について。

1つの例ですが、、、、

幼少期の頃の場面に退行し、そこで子ども頃の自分に対面してやりとりをしていきます。

そのやりとりにおいて主役は絶対的にその子、”小さなわたし(ぼく)”です。

だから、その子を受入れたり 認めてあげようとする気持ちが大事になってきます。

そして当時の想いを肯定できたり 寄り添えたら心の奥、深いところで繋がっていきます。


先述したように 統合は、セッションのゴールに向かう大切な手続きです。

でも、受講中のわたしは「統合」を明確に理解していたわけではありませんでした。

むしろ手順の1つ、ぐらいなイメージでしかなかったのです。


統合していくプロセスがとても大切だと気づいたのは、実際にセッションを重ねていくようになってからです(^^; なんとも恥ずかしながら・・・。


ちなみに、カウンセリング用語で使われる「統合」の状態について、以下の3つが挙げられています。カウンセリングゴールの統合状態とは、

・心の問題が解決できた時

・問題行動やコミュニケーションが改善された時

・自己肯定感が高まって生きやすくなった時

 ・・・なのだそう。


これらはヒプノセラピーのセッションで「統合」された心持ちや状態と意味合いが似ています。ただし、ヒプノセラピーのセッションで行うそれは、もっと感覚や感情にフォーカスされています。潜在意識が優勢の状態で行われるため、理論的に思考の部分で手続きを踏んでいるわけではないのです。

頭での理解というより、心の深い部分で感じて、身体が反応していく・・・そんな表現が近いかもしれません。その結果、カウンセリング用語で言われる「統合」の状態を自覚する、、、そういうイメージです。


わたし自身がセッションを受けた経験や、セッションを提供した経験を元に「統合」について話すとしたら、退行した場面、その経過の中で、

もう大丈夫、わたしがいるからねって言いたい感覚だったり、

1人でこんなに頑張ってくれていたんだねと寄り添う気持ちとか、

君のことは理解しているからねと伝えたい意思とか、そして、

今までそこにいてくれてありがとうという感謝。


ひと言でいうとそれは自己理解や自己受容であり。


状況によって子どもの自分に想う気持ちやメッセージは異なるし、誰もが同じ表現になるものではないですが、自分が、自分の理解者なんだと自覚して気づいた時に、わたし達は自分を理解し、受け入れ、統合されていくのだろうと思います。

そしてその時に、内側から湧いてくる力みたいなものを感じるかもしれない。

その力こそが、地に足がつくような自分軸の確認ではないでしょうか。


主観的でもあり、皆さんが同じように受け取る感覚ではないと思いますが、自分の言葉で表現するならば、という前提で書いてみました。


今まではバラバラな距離感でちぐはぐな関係だったかもしれない小さなわたし(ぼく)と大人の自分がつながり、1つになって、自分軸が整うプロセスが「統合」なのだろうと、個人的には思います。




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